病気のお話

病気のお話 ④ 便秘症の治療は進化しております。

2018年03月16日

便秘症はとても頻度は高いのですが、従来はあまり注目されていませんでした。ところが、最近になり診療ガイドラインが発行され、さらに新しい便秘症の薬が相次いで発売されて本腰を入れて治療しようという流れになってきております。従来から日本でよく使われているセンノシド、センナなどの大腸を刺激する下剤は、常用すると大腸粘膜が黒くなり前がん病変である線種ができやすくなります。さらに大腸が緩んでしまい最終的にはどの薬剤も効かない難治性の便秘症に陥ってしまいます。このため、欧米では過去の薬とされ現在は使われていません。日本におけるこのような便秘薬の使われ方を直そうという思いもあって慢性便秘症診療ガイドラインが作成されました。便は毎日でないと便秘というわけではなく、4日以上でないときを便秘と考えます。前述の大腸刺激性下剤は常用せずに4日以上でないときに使用するのが適切と考えます。このため慢性便秘症のかたは他の薬も使って便通をコントロールすることになります。カチカチの硬い便を軟らかくする薬としては、酸化マグネシウム製剤に加えて新しい2種類の薬があります。また、便秘にも下痢にも効く漢方薬もあります。さらに、この4月には大腸内の胆汁酸を生理的に増やす新しい薬が発売されます。胆汁酸は大腸に水分を分泌させ、さらに大腸の動きを促進させる働きがありますので、上述の薬を服用すると排便が促進されます。その他、投薬以外にも大腸をゆさぶるようなストレッチや運動により便秘が改善します。また、小児の便秘症もめずらしくなく、突然の嘔吐を症状として来院されることがあります。小児の便秘は直腸に便塊が充満して栓をするような形の便秘が多く、浣腸や浣腸座薬をつかってこの直腸内の便塊をだして一度リセットすると治ります。このようにして最近は便秘症の治療が進化してきていますので、便秘でお悩みのときは一度当院にご相談ください。


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